珪酸塩白土とは？
珪酸塩白土は、秋田県横手市八沢木地区でのみ産出される白い粘土です。
その正式地質名称を軟質多孔性高度珪化珪酸塩白土 (２対１型モンモリロナイト粘土鉱物) と言い、「土の王様」とも称されます。
珪酸塩白土は、多くのミネラルを持つコロイド粒子の集まった天然の優良地質品です。それは高いイオン交換機能を持ち、不純イオンや不良ガスを吸着・分解して土や水を浄化します。また、生物の生命活動に必要な16種類のミネラルを豊富に含んでいます。

土壌改良材「珪酸塩白土-ミリオンＡ」の容量： 100g

成分分析表（東京大学理学部化学教室　分析）
珪酸（SiO2）：72.96%
鉄（Fe2O3）：4.95%
アルミニウム（Al2O3）：9.92%
ナトリウム（Na2O）：4.98%
カルシウム（CaO）：3.27%
カリウム（K2O）：0.13%
マグネシウム（MgO）：こん跡
水分（H2O）：3.81%

＜用途＞
●水栽培・ハイドロカルチャーに・・・・
ミネラル水に浄化改質する能力をもっています。（水耕栽培用途特許第795570号）
●蘭（ラン）・万年青（おもと）・山野草・観音竹などに・・・・
粗めの用土に1割ほど混ぜるだけで、肥料切れや肥料やけを緩和します。水苔（ミズゴケ）もイキイキ、万年青などの斑や芸もよくでるようになります。
●セントポーリア・ベゴニア・球根などにも・・・・
鉢底にひと並べするだけで、水やりの失敗も少なくなります。（根腐れ防止）

＜使い方＞
●水栽培・ハイドロカルチャー
容器の底にミリオンＡをひと並べしておくと、水を浄化する作用が働いて、水栽培では水の替えが少なくなります。 また、花瓶にミリオンＡを入れておくと植物の切り口や水の腐敗を防止し、切り花も長持ちするようになります。
●洋ランや東洋ラン・オモト・観葉植物などの植え付け時に
栽培に水ゴケ・バーク・軽石などの資材・用土を使う植物があります。このような粗めの植込み用材には粗めのミリオンＡを混和するのが適しており、珪酸塩白土の多彩な機能で植物の根を守り、生育をサポートします。
珪酸塩白土は流失しやすい肥料分を引きつけて貯蔵するので、無駄なく肥料を効かせます。
また、水を浄化する働きがあるため、植込み用材の水ゴケやバークなども傷みにくくなります。
●鉢やプランターなどへの植え付け時に
植物の根の下にミリオンＡをひと並べしてから植えると、根腐れを防ぐことができます。
●植えてある植物に
用土の上にミリオンＡをひと握りまいておくと、水やりと同時に少しずつ溶け出してミネラルを補給でき、土壌中の水に浄化作用が働きます。